AKB48劇場とモニターの記憶
高校生の頃、AKB48劇場にかよっていました
当時公演は抽選ではありませんでした
ドンキホーテ前に並べばはいれたのです
節分の日はメンバーがまめをまいてくれたり握手できるので
雪の中一人2時間たちつくしていたこともあった
ヲタのみんなは濡れないようゴミ袋に荷物をいれるのが流行っていました
また、いきなり無料公演になったりするのでだいたい試験最終日とか学校がはやく終わる日は秋葉原で待機していました
文化祭でスカひら(スカート、ひらり)踊ろう!と友達に言われました
練習をしていたけどやっぱり本場にいかないとと言ってAKB48劇場にいって
まゆゆの壁掛け写真にであいました
それがAKB48との出会いでした

ドンキ8階にある劇場の手前はカフェになっていました
そこには背中合わせになった2台のモニターがあります
エスカレーターあがったところにもモニタが1台あります
公演中は中の様子が出力されるのでよくみていました
門限があるから夜は難しかったけど
映像は画質が最悪でハレーションや色とびばかりでした
顔なんて見れないし劇場から漏れてくる音を頼りにしてもよく聞こえないし
それでも頭の中にあるメンバーの配置や楽曲で補ってみていました

油絵具とクレパスで真っ黒く格子柄に塗ったキャンバスの上に
トレーシングペーパーを重ねていって紙芝居や絵本のような形にした絵です
光(モニター)の層(レイヤー)が重なって、真っ白くなる
公演が始まるときの会場が強い照明で白く光って見えなくなることと重ねてかいた記憶があります
本当は、高校卒業して友達とあんまり会えなくて劇場にもいく機会少なくなって寂しいから描いたのかもな